もしも映画の世界に行けたなら・・・パロディネタてんこ盛り映画、シュワちゃんの「ラストアクションヒーロー」

小学生ぶりくらいにシュワちゃんの「ラストアクションヒーロー」を観賞。

 

 何となくぼんやりとした記憶はあるのだけれど、細部は完全に忘れてました。

 

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インナーの赤Tシャツは覚えてました

 

映画の世界に入って憧れのヒーローと悪を倒すという、映画ファンなら一度は体験してみたいストーリー。

 

自分ならどの映画の世界に行きたいかな~と考える・・・

 

スターウォーズ旧三部作の世界に行って、ハンソロとミレニアムファルコンで冒険してみたいかなと思う。

 

T800にも守られたい気がするけど、T1000が怖すぎるな・・・

 

なのでホグワーツでの学校生活がいいかな・・・(笑)

 

話が逸れてしいました汗

 

今作はパロディネタが随所に盛り込まれて、そういう意味でも映画ファンは楽しめると思います。

 

ターミネーター役がスタローンになっている

 

アマデウスモーツァルトを死に追いやったサリエリがネタにされる

 

・T1000の格好をしたロバートパトリックと一瞬すれ違う。

 

・試写会でヴァンダム登場

 

・警察署に氷の微笑シャロンストーンがいる

 

・主人公の少年がETのように自転車で浮き上がる

 

等々、目を凝らすと色々な発見があります。

 

ストーリー自体はいつものシュワちゃんといった感じです(笑)

 

前半は一本調子で特に捻りはありませんが、 後半は逆に現実世界にきてしまった架空のシュワちゃんが、自分の作られた存在にショックを受けたり、現実世界の己の無力さに戸惑ったり、現実のシュワちゃんと鉢合わせをしたりと、見どころは結構あります。

 

ただ、あくまでもアクションコメディなので悲壮感は程々に抑えられています。

 

むしろ、案外すぐ吹っ切れます(笑)

 

(とういか、現実世界にきてからも常人とは思えないことを平気でやってみせます)

 

また今作は劇中歌が豪華でACDCメガデスアンスラックスエアロスミス、デフレパード等が参加しています。

 

公開時は93年なのでまだギリ、ヘヴィメタルや古き良きロックバンドに活気があった時代だったのでしょうか。

 

90年代はニルヴァーナやマンソンが登場し、ヘヴィメタルは暗黒期に突入してしまうので、やはり全盛期は80年代だとは思いますが・・・

 

というわけで、傑作とは言えませんが頭空っぽにして楽しめる作品でした!

 

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T1000はドルフラングレンで頼むぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

午後ロー5000回記念で再観賞!「ラッシュアワー」~ジャッキーチェン&クリスタッカーの笑えるハチャメチャアクションムービー~

久しぶりにジャッキーチェン&クリスタッカーの「ラッシュアワー」を午後ロー録画で観賞。(5000回記念ラインナップ最高です)

 

ジャッキーのコミカルなアクションとクリスのマシンガントークが化学反応を起こし、とても面白い映画に仕上がってます。

 

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カーター役はタッカー

 

ジャッキーもコンビものの映画をいくつかやっていた気がするけど(シャンハイヌーンとか)やっぱりラッシュアワーが一番だと思う。

 

今作はジャッキーのハリウッド出世作なんだよね。

 

ハリウッドの保険会社は危険なアクションをあまりさせてくれないらしく、結局母国に戻ってきたんだっけ(笑)

(トム・クルーズは保険会社に莫大なお金を自費で払ってまで危険なアクションをやってるとか・・笑)

 

話が逸れてしまいました・・・汗

 

安心してください、ハリウッドへ行ってもそこは我らがジャッキー。

 

コミカルなアクションは健在!

 

ビリヤード場での格闘や、中華屋でのクリスとの息の合った乱闘、ラスト展示会での格闘(壺!)は凄い動きをしてるにも関わらず随所に笑えるシーンもあり、さすがのアクションです。

 

そしてこの映画の面白さを倍増させてるのがお調子者役のクリスタッカー。

 

とにかく喋る、愚痴る、悪態をつく、おちょくる!!

 

ここまでくると観ていて痛快です(笑)

 

真面目な役を演じたジャッキーとのやりとりはいちいち笑ってしまいました!

 

(そういえばフィフスエレメントのオカマ役も強烈だったな~笑)

 

何だかんだ信頼関係を築いてゆく展開もGood。

 

あと、吹き替え版の石丸さん、山ちゃんの演技も最高です。

 

最後にこの映画の名シーンと言えば・・・

 

「War! - huh - yeah -What is it good for?」

 

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観てるこっちも歌いたくなる!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

「LUNA SEA 30th Anniversary LIVE LUNATIC X'MAS 2019」

LUNA SEA 30th Anniversary LIVE LUNATIC X'MAS 2019」

 

12月21日(土)さいたまスーパーアリーナ

 

観てきました。

 

LUNA SEAのライブを観るのは第一回のルナフェス以来なので久しぶりでした。

 

毎年恒例のルナティッククリスマス!・・・と言っても、僕の中ではいつものLUNA SEAでしょ?といった感じで何ら特別感を感じることなく、会場入りをしたのでした。笑

 

安定のセトリで1曲目はどうせLOVELESSなんだろうなーなんて思っていたら、まさかまさかの「FALL OUT」!!

 

アコギとリードの絡みが退廃的な雰囲気を作り出します。

 

もう1曲目からLUNA SEAの世界感に引きずりこまれちゃいました。

 

しかも2曲目もまたまたレア曲な「G.」で大興奮。

 

そして早すぎる「ROSIER」でとどめを刺されました・・・まだ3曲目笑

 

予想外すぎる展開に会場も初っ端から大盛り上がり。

 

そして「宇宙の詩 ~Higher and Higher~」「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」「 悲壮美」黒い三連星ばりのガンダムも感動的でした。

 

宇宙の詩の杉様のディレイを使用したフレーズはライブで聞くと、より一層美しさを増しておりました。

 

BEYOND THE TIMEは曲と照明のシンクロがとても綺麗でした。

 

TMの原曲も偉大ですが、こちらも好カバーです。LUNA SEAがCD音源としてカバーをだすのってhideさんのトリビュート以来なのかな・・・?

 

照明と言えば、LED付きの丸鏡が上から落ちてくる演出も面白かったです。

 

そして悲壮美ガンダム曲の中でも特に好きだったので、実際に生で聞けて感動でした。

 

続いて、個人的にはLUNA SEAの最高傑作だと思っている「A WILL」から「absorb」です。

大好きな曲なのでこの選曲かなり嬉しかったです。

この曲を聞いていると不思議と森林の奥深くにいるような、そんなイメージになるんですよね。 

 

もうここまででも大満足な内容

 

ここで小休憩(失礼!笑)、ドラムソロベースソロです。

 

ドラムソロは和楽器隊とのコラボ真也さんのMCが楽しめました。

 

驚くことに今回、真也さんが叩いていたドラムは生ドラムではなく、電子ドラムだそうです!

世界発の試みだそうで、これだけ大きな会場で真也さんクラスの使い手が導入、実績をあげ、成功させたわけですから今後普及していくかもしれません。

 

Jさんのベースソロは曲がめちゃくちゃかっこよく、煽りも男気溢れるオラオラな感じが男が惚れる男でした。

ただ、ステージ中央に水色の枠に彩られたどでかい十字架が浮かび上がる演出だったのですが、それが病院の十字マークに見えてしまってちょっと笑いました・・・笑

 

そして待ってました「Dejavu」!!

やっぱりこの曲は盛り上がりますね。今回のライブの中でもLUNA SEAが本来持っている狂気が強く出ていて、異彩を放っていました。

 

狂気とは打って変わってキラキラ曲「STORM」「SHINE」2連続です。

このふり幅がさすがLUNA SEAです。

 

本編ラストは「TONIGHT」で締めくくり。

もう狙ってますねこの流れ笑

安定のセトリの安定たる所以がここにあります。

盛り上がらないはずがありません。

 

本編終了後のアンコールまでは観客一丸となってきよしこの夜」の合唱が始まりました。

 

スマホを使ったライトの演出もどことなく手作り感があって温かみを感じました。世間の方々が思っているLUNA SEAファンのイメージとかけ離れたアットホーム感です笑

 

皆仲良しなのでウェーブまで勝手にやっちゃいます。

 

それにしてもアンコールの「ア」文字言ってないけどメンバーはでてきてくれるのだろうかなんて思っていたらゆっくりと登場。

 

RYUICHIさんの「(きよしこの夜は)誰が歌い始めるの?この中に凄いミューシャンが潜んでいるの?」には地味に共感・・・笑

 

ステージ照明を使用せずに、観客のスマホライト照明の中始まった「HOLY NIGHT」

そういえばクリスマスライブだったなーとしみじみ笑

メンバースタッフさんSLAVEが一体となって作りあげた演奏が素敵すぎる空間でした。

 

さらに「white christmas」からの「I for you」

「I for you」ヴィジュアル系史上最も響きの良いCメジャーコードだと思っています。

ちなみに悲壮美もC始まり。ど定番コードであんなにいい曲を作れちゃうんだから凄い。

 

続いては眩しすぎる眩しすぎる「BELIEVE」そして「WISH」

INORANさんの弾く、耳に残るアルペジオ大好きです。

特に「WISH」「Precious」

わかっちゃいるけどやっぱりテンション上がってしまう銀テープ放出演出。

 

前にいたおばちゃんが転がり落ちるように階段駆け下りて、回収してましたけど危険すぎるので止めましょう・・・

 

ちなみに今回の物販でテープ入れとかいう謎のグッズが発売されていました・・・(せこい商売

 

そしてラストにまたしてもLUNA SEAからのサプライズプレゼントがありました。

 

「MOTHER」・・・!!!

 

ここで聞けると思ってもいませんでした。

 

クリスマスって温かいイメージもありますが、神聖さ尊厳さといった面もありますよね。

温かい雰囲気の中で演奏された「HOLY NIGHT」なら、観るものを圧倒し神秘のムードで会場を包み込んだ「MOTHER」陰。

 

陰と陽。どちらも超一流のクオリティで演奏できるのがLUNA SEAという最強のバンドだと思います。

 

今回のライブで再実感したのはRYUICHIさん圧倒的かつ安定感抜群歌唱力

病からの復帰を全くと言っていいほど感じさせません。本当に感動しました。

 

あれだけの声がただででるはずがありません。天性の才能もあるのかもしれませんが、それだけ影で努力をされているのでしょう。

 

やっぱりプロって凄い!さすが神奈川県最強のボーカリスト!!(S様談)

 

LUNA SEAからのクリスマスプレゼント、大満足でした!

 

ありがとうLUNA SEA

 

セットリスト

01. FALL OUT
02. G.
03. ROSIER
04. DESIRE
05. IN MY DREAM(WITH SHIVER)
06. 宇宙の詩 ~Higher and Higher~
07. BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~
08. 悲壮美
09. absorb
10. ドラムソロ~ベースソロ
11. Dejavu
12. THE BEYOND
13. Hold You Down
14. STORM
15. SHINE
16. TONIGHT
〈アンコール〉
17. HOLY KNIGHT
18. White Christmas ~ I for You
19. BELIEVE
20. WISH
21. MOTHER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダー1号 感想 ~時を超えて帰ってきたライダーの愛すべきカルト映画~

仮面ライダー1号」

 

今更ながらDVDで鑑賞しました!

 

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基本的に映画館ではなく自宅で見た作品は特別レビューはしないのですが、今作は

ツッコミどころ満載珍作品すぎたので書きたくなってしまいました・・・(笑)

 

題名からも分かる通り主人公は伝説の初代ライダー本郷猛

演じるのは勿論現代に生きるリアル侍であり、探検隊隊長でもある藤岡弘、さん!!

 

これからこの作品を酷評しているとも見受けられるようなことを、雑な箇条書きで書き連ねますが、決してそんなことはありません!!

 

むしろ僕はツッコミを入れながらまったりと映画を見たいと思い、レンタルをしたのでまさに期待通りの作品でした。

 

勿論かっこいいシーンもあったのでそれは最後に・・・

 

 

藤岡弘、

レビューをする前に、簡単に僕にとっての藤岡さんに触れておきます。

 

藤岡弘、さんはとても好きな俳優さんの一人でもあります。

 

往年のライダーファンの方々から、「若造のくせに初代を語るな!」と叱れてしまうかもしれません。

しかし実は僕も幼い頃は初代ライダーを見て育ちました。

父親初代世代だったのでVHSレンタルし、見せてくれていたからです。

 

それと小学生の頃藤岡弘探検隊」の大ファンでテレビの前で目を輝かせながら見ていました。(今でも好きだし深夜枠でいいから復活してほしい!笑)

 

僕たちの世代はテレビが今よりも自由に放送をしていた時代を知る、最後の世代だったのかもしれません。(普通にゴールデンタイムでやってましたからね・・・)

 

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隊員が怪物のう〇こ採取しすぎて隊長に怒られたりしてました

 

そして近年では大河ドラマ真田丸の演技が最高でした。

徳川四天王の一人である本田忠勝を演じられたのですが、マッチング率120%!

藤岡弘、=本郷猛と同じくらい藤岡弘、=本田忠勝と思わせられる程、素晴らしい演技でした。

(ちなみに僕はその年、真田丸にはまりすぎて大学の卒業論文真田幸村を題材にしたほどです笑)

真田丸の話はまたの機会に・・・汗

 

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大泉洋さんとの掛け合いが好きでした

 

 

 

ツッコミどころ満載!本郷猛の萌え映画!

 

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腹が減っては戦は出来ぬ

 

ではでは、雑ですが箇条書きで今作の愛すべきツッコミどころをまとめました。

 

・JKに「たけし!」と呼び捨てにされる本郷。(せめてたけしさんにしてほしかった)

・JKに頬を引っ叩かれる本郷。(昔の恋人みたいなノリ)

座禅をする姿がガチすぎて只者ではない空気感を醸し出す本郷。

・高校に特別講師として潜入する本郷(変装とかもなく唐突に)

・JKとWEGOっぽいアパレルショップに入る本郷。(まゆが着替えた姿を見て「おぉ~う」と満面の笑み)

・JKと慣れない高級料理店に入る本郷。

・JKとゲーセンでUFOキャッチャー太鼓の達人シューティングゲームの指導をする本郷。(プリクラも撮りかねない)

・JKと遊び、金欠になり土方のバイトをするIQ600の本郷。(JKに無理しちゃってと心配される始末)

・JKと遊園地に行き、夜のメリーゴーランドに乗る本郷。(かわいい)

・観覧車に乗る「まゆ」に向け、イルミネーションの花畑を背に手を振る本郷。(緊急停止すると、まさかの飛び降りるよう指示)

・JKと昔のカップルのような腕組で遊歩道を歩く本郷。(自分の孫世代の男に「ふぬけ」とタメ口で言われる・・・)

・JKと山中の別荘みたいなところで自給自足の同棲生活をする本郷。

 

などなど。これは何かのプロモーション動画なのか?

いやいや、新手のメイキング映像の類なのか?

 

中盤まではこんな感じで進行していくので、何を見せられているのか分からなくなってきます(笑)

 

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仮面ライダー響鬼顔負けの達人っぷり

 

この記事だけ読まれた方は、「えっ!?十代のぴちぴちの可愛い女子高生サバイバルジャケットを着たいかつい70歳のライダーが付き合う話??」と思われるかもしれませんが、決して違います!!(多分)

 

この二人は勿論恋人ではありません。(多分・・・)

女子高生「まゆ」は本郷のお世話になった人おやっさんお孫さんなんですね。

おやっさん亡き後は中学生くらいまで、本郷がまゆのお世話をしてたみたいです。

 

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へんしんっ

 

今作のテーマ

 

色々と書き連ねてしまいましたが、この作品にかける藤岡弘、さんの思いは並々ならぬものを感じます。

「命の尊さ」「何故命は大切なのか」

そういったテーマを見ている観客に問いかけるようなシーンがいくつかあります。

 

ですが、残念ながらストーリーと藤岡さんの伝えたかったであろうテーマがまるで噛み合ってないんですね・・・なので違和感を具現化したような作風になっているのだと思います汗 

 

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新たなチョークの使い方を伝授する本郷

 

また、惜しい点は他にもあります。

今作で変更となった1号の新たな姿です。

今回は現在の藤岡弘、さんの体系に合わせて変身後のライダーのフォルムもゴリゴリのいかついフォルムへと変更されています。

 

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確かにあのスマートな旧フォルムのままだと変身前変身後のギャップが大きくなってしまい、違和感を感じてしまったかもしれません。

 

そういった意味では、上手く今回の姿に移行したのかもしれませんが、個人的には、やはり1号の昔のデザインが好きでした。

 

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仮面ライダーチップスのカード集めてたなぁ

 

今でもちょっとだけ欲しいと思っちゃう・・・

 

終わりよければ全てよし!!

 

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そう、終わりよければ全て良いんです!!

最後は正義が勝つのです!!(自分でも何言ってるかわからない)

 

ツッコミどころ満載の作品ではありますが、ちゃんとかっこいいシーンもあるんです!!救われた!!(笑)

 

藤岡弘、さんの見せる70歳を超えても尚、キレのあるアクションシーン

この撮影のために鍛えなおしたみたいです。さすが武術の達人です。

 

キャンプファイヤーのような火葬から劇的な(謎の)復活を遂げ、苦戦を強いられるゴーストたちの前にサイクロン号で颯爽と現れる弘、。

ゴーストに課した宿題に対し、答えになってない「俺は仮面ライダー1号だ。」

 

サイクロン号を迎えにきた際の「かえってきたよ、おやっさん。」

哀愁と渋さに満ちており、その一言で孤独な闘いを続けてきた重みを感じさせられました。

 

・主敵、地獄大使とまさかの共闘。

共闘後、決闘を懇願するボロボロの地獄大使「体をいたわれよ。地獄大使。」の一言。満面の笑みでサイクロン号にまたがり、去ってゆく姿に痺れました。

 

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大杉連さん、名バイプレイヤーでした

 

まとめ

今作に関しては往年のライダーファン比較的新しいゴーストファン子供の付き添いで見たお父さんお母さん等々、誰がどう見ても賛否両論な作品であることには間違いありません。

 

ですがどんな見られ方であれ、多くの人々を楽しませてくれる作品なのではないかと僕は思います。

 

実際適当にちょこっと書いて投稿しようと思っていたはずが、色々と書いてしまいました。(全然深くないですが笑)

 

そういった意味では愛すべき珍作として、ツッコミを入れながら鑑賞するのも悪くはないのでしょうか!

 

ではでは!ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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サイクロン号、まさかの普段使いするっぽい

 

 おまけ

 

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遂に自らサイクロン号へと進化した本郷

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

仮面ライダー1号 [DVD]

仮面ライダー1号 [DVD]

 

 

「私は生きている。」ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 感想

ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION

 

観てきました!

 

正直映画館であれだけ号泣したのは初めてだったかもしれません・・・

 

それくらい感動して泣いてしまいました!!

 

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小さい頃見てたなぁーポケモン
ゲームは好きだけどアニメは子供向けじゃない?
・見に行きたいけど大人一人で行くのも気が引ける・・・

 

等々思う方もいらっしゃるとは思いますが、大人子供も関係なく楽しめる作品なので是非見てほしいです!!

 

そんなミュウツーの逆襲 EVOLUTION」レビューしていきたいと思います!

 

 

ストーリー

全てのポケモンの“はじまり”と言われ、「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」の2つを持つ冒険者の前にだけ現れるという幻のポケモン・ミュウ。世界中のポケモン研究者がその行方を追う中、ついにある科学者がミュウの化石を発見し、それをもとに禁断の行為に手を染めてしまう。人間のエゴによって生み出された伝説のポケモンミュウツーは、自身の存在理由も分からないままに兵器としての実験を繰り返され、心の中に人類への憎悪の念を宿していく・・・

 

3DCG

今作の特徴の一つでもある3DCGは今までのポケモンのイメージにはないものなので、違和感を感じる方もいるかもしれせんが僕はすぐに慣れました

 

ミュウツーが誕生した際のヌメヌメ感

ピカチュウサラサラしてそうな毛並み。

リアリティの高い炎や海。

・やけに美男美女なムサシとコジロウ。

・タケシの髪が思ったより柔らかそう

 

などなど3DCGメリットを活かしていたと思います!

 

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ミュウツーと今作のテーマ

 

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「私は誰だ。」

「ここはどこだ。」

 

自己の存在とは何か?

クローンである自身の存在について思い悩み、オリジナルであるミュウに勝つことで自己の存在理由証明しようとする物語が今作のメインテーマとなっています。

 

自己の存在理由の追求」「生命の尊さ、重み

あくまでも子供向けの作品とは思えないテーマですが、ポケモンというキャラクターを通すことで子供に分かりやすく記憶に残る作りになっています。

 

実際僕が見に行った回も子供たちがたくさんいたのですが、皆真剣

集中力を切らし、ガヤガヤ騒ぐなんてこともありませんでした。

難しく重いテーマを分かりやすい形で伝える。

これはポケモンだからこそ成り立つ表現だと思います。

 

人間たちに逆襲を誓うミュウツー

ですが人間の興味本位でコピーという形で生を与えられ利用され、高度な知能を持つゆえに苦悩し逆襲を企てる姿はどかこか人間的でもありました。

 

逆にミュウはその無邪気さゆえに自分の存在の希有さ、力の強さなど全く自覚しおらず、ミュウツーの苦悩などどこ吹く風。

天真爛漫な姿はミュウーツーとは逆にポケモンらしさを感じました。

 

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そんな苦悩に満ちたミュウツーですが、

・初めてサトシたちの前に姿を現す「降りてくる」シーン。

・不意打ちで火炎放射をするサトシのリザードンに対し難なく片手で受け止め、「しつけの悪いリザードンだ」てきなセリフを言うシーン。

 

冷徹でありながらも、かっこいいんです

最強の名にふさわしい貫禄。歴代のポケモン映画の中でも特別な存在だと思います。

 

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降臨

 

CV

松本さんサトシ)や大谷さんピカチュウ)はじめ、

お馴染みのメンバーに加えミュウツーのCVはオリジナルと同じく市村正親さん

ミュウツーといば市村さんの深みのある声のイメージがあるので、再び演じていただけたのもよかったです。

 

また市村さんのミュウツーとくれば、ミュウは勿論山ちゃんこと山寺宏一さんです。

あの頃のミュウと同じ声を聞き、びっくりしました。さすがです。

 

そしてオーキド博士ナレーターを長年務められた石塚運昇さん

今作は石塚さん遺作の一つとなりました。

 

今作とは直接関係ありませんが、オーキド博士の歌う「ひゃくごじゅういち」は今でも印象深く記憶に残っています。

 

今作が人々に涙を流させ、感動させ、リメイク作品として昇華しているのは、声優さんたちの技術情熱によるものも大きいと思います。

 

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ひゃくごじゅういち

余談ではありますが、リメイクでも勿論登場するロケット団

今作でロケット団が担っている役割はとても重要です。

全体を通してシリアスな作風なので、今作のロケット団は唯一コミカルな存在だと思います。

(劇場版ポケモン通して言えることかもしれません・・・笑)

 

アニソンf:id:jedaimaster1107:20190723232122j:plain

 

主題歌

オープニングテーマ曲 めざせポケモンマスター'98」(2019 Remaster)

サトシ役、松本梨香さんの歌うおなじみのテーマ曲です。

僕たちの世代はポケモンと言えばやっぱりこの曲です!

 

OPのポケモンバトル、この曲が流れた瞬間から目頭が熱くなり、大好きなゼニガメがでてきたところで涙ボロボロになりました(笑)

 

それだけ大好きな曲です!

 

余談ですがかつてスーパーアニソン集団に所属していた梨香さん。

かっこいい曲がたくさんあります。

 

 

エンディングテーマ「風といっしょに」

今回はオリジナルに引き続きラスボスこと小林幸子さんと、

しょこたんこと中川翔子さんです。

 

本編見た後にこのEDがまた泣けます

 

さすがに映画館を出るときは泣くのをやめたかったのですが、再び泣ける波がきて結局最後まで泣かされてしまいました・・・笑

 

最後にミュウツーがコピーされたポケモンたちを引き連れ、まだ見ぬ地へ旅立つ姿とこれからもポケモンたちと歩み旅を続けていくサトシたちの姿に思いを馳せてしまう、そんな名曲です。

 

風といっしょに

風といっしょに

 

 

今作に登場するポケモンたち

 

今作に登場するポケモンは全て初期ポケモンになります。

 

アニメやゲームの宣伝をするならば、最近のポケモンも登場させて今の子供たちにお馴染みのポケモンを出演させることもできたはずですが、潔くオリジナル版のポケモンのみ登場させたのは好感が持てましたした。

 

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また今作は大人の観賞も視野に入れたリメイク作ということで、ポケモンに対するトレーナーたちの触れ合い方一つ見ても、とても丁寧に描かれており、泣けるポイントでもありました。

 

特にサトシのピカチューゼニガメフシギダネに対する愛情の深さ、それに応えるポケモンたちの姿もスクリーンを通り越し、胸に響きました。

 

そいった温かさを惜しみなく見せてくれるからこそ、物語終盤のポケモンたちの残酷な「痛さ」を感じさせる戦いが、より悲しさを増し、ポケモンたちのがより感動を呼び見ている人々に愛の大切さ命の尊さを訴えかける作りになっているのではないかと思います。

コダックが叩き合ってるシーンでさせ号泣・・笑)

 

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まとめ

 

あの頃見たミュウツー同じストーリー同じキャスト同じ主題歌

 

オリジナルに忠実なリメイクだからこそ幼き頃の自分と照らし合わせ、失ってはいけない「大切なもの」を感じさせてくました。

 

仕事に追われる元少年、将来に不安を抱く元少女。人生に行き詰ってしまった元子供

 

「私は生きている。」

 

オリジナル版の公開から20年以上経った今だからこそ、現代社会に生きる大人にも子供にも見てほしい。そんな作品でした。

 

おまけ

かっこいい曲から癒される曲まで盛りだくさんのポケモンベスト。

色々発売されていますが、個人的にはこれがおすすめです!

ピカチュウ・ザ・ムービー ソングベスト1998-2008

ピカチュウ・ザ・ムービー ソングベスト1998-2008

 

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

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世界最速の男 インペリテリ (グラハムボネットもやって来た!)ライブレポート

6/1(土)豊洲PIT

 

Impellitteri 30th ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2019

 

行ってきました。

 

THE NATURE OF THE BEASTのツアーかと思って行ったら、30周年アニバーサリーのライブでした・・・(笑)

 

軽い前置きを入れてレポートをしたいと思います!

 

 

インペリテリとの出会い

 

僕がインペリテリを好きになったのは高校生の頃。(現在24歳)

 

ギターを始めた当初、「世界で一番速くギターを弾くのは誰なのか?」

ふと疑問に思ったのです。

 

(考え方がいかにもギター初心者らしいです笑)

 

ネットで検索した結果、どこかの知恵袋の投稿でインペリテリという名を目にしたのがきっかけです。

 

そこからアルバムを聴いたり動画を見たりして、あれよあれよと好きになってしまったのでした。

 

ベスト本当によく聞いてました。(捨て曲0!かなりおすすめです!)

 

ベスト・オブ・インペリテリ

ベスト・オブ・インペリテリ

 

 

前作「Venom」がリリースされた際にも来日公演がありましたが、別バンドの20周年東京ドーム公演と時期が被ってしまい、やむを得なく断念してしまいました。(ごめんねクリス)

 

 ということで今回のライブは待ちに待った来日だったのです!

 

「venom」はかなり好きでした。

VENOM

VENOM

 

 

 

THE NATURE OF THE BEAST

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正直「THE NATURE OF THE BEASTは良くも悪くもいつものインペリテリです。

 

(さすがに前作とリフが似ている曲が多い印象もうけましたが・・・)

 

しかしインペリテリはそれで良いのです!

スタイルが全くブレていません

ファンが望んでいる弾き倒しスタイルです(笑)

 

メタルの世界に関わらず、望まれているものを提供することはとても重要ですよね。

 

ジャケの狼アートワークは前作に引き続きversaillesのTERUさんです。

 

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そんな「THE NATURE OF THE BEAST

お気に入り曲は以下の4曲です。

1.HYPOCRISY

4.PHANTOM OF THE OPERA

5.GATES OF HELL

8.SYMPTOM OF THE UNIVERSE

 

 

ライブレポート

 

前置きが長くなりましたが、ライブ当日。

 

会場前にも関わらず豊洲PIT前は待機陣も少なく、やけに静か(笑)

 

隣の広場でパーリーピーポーな方々が、

ワイワイとビアガーデンっぽいものを開催しており、

豊洲PIT前と雰囲気が正反対すぎて笑えました。

 

あのダサい狼のTシャツを着たメタラー達と(褒め言葉です!)パリピな方々を比べること自体、酷な話です。

 

ちなみにTシャツは買いませんでした・・・(ごめんねクリス)

 

ライブ中にタオルを掲げていたお客を見つけたロブ。

「ナイスタオル!」

 

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今回豊洲PITは初めてだったのですが、

会場に入ると意外や意外。広いです。

 

(外から見ると海岸沿いの物流倉庫みたいなのに)

 

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指定席なのででかい外人に突っ込まれることもないし、

荷物も椅子に置けるし、疲れたら座れるし快適です。

 

ライブ開始は5分くらい押しました。

原因は機材トラブルっぽいです。

 

セットリスト

 01. The King Is Rising
02. Warrior
03. Run for Your Life
04. Father Forgive Them
05. Wicked Maiden
06. We Own the Night
07. Answer to the Master
08. Somewhere Over the Rainbow (Harold Arlen カバー)
09. Crazy Train (Ozzy Osbourne cover)
10. Lost in the Rain
11. The Future Is Black
12. Stand in Line  /with Graham Bonnet
13. Since You Been Gone /with Graham Bonnet (Russ Ballard カバー)
14. All Night Long /with Graham Bonnet (Rainbow カバー)
アンコール1
15. Goodnight and Goodbye /with Graham Bonnet
アンコール2
16. Hypocrisy
17. Symptom of the Universe (Black Sabbath カバー)

 

 

ロブロックの歌声がすごい!!

 

インペリテリ相棒と言えばやはりロブロックです。

 

終始、高音から低音までを突き上げたくなるような熱い歌声を全快で披露してくれました。

 

特に凄かったのがやはり「Lost in the Rain」

 

所々きつそうな個所もありましたが、

それでもロブの情熱的ハイトーンボイスに感激しました。

 

またロブの人柄、プロとしての姿勢を感じられるシーンがいくつかありました。

 

本番中は機材トラブルやスネアを交換したり、曲が止まったり、微妙な雰囲気になることが何回かありました。

 

(序盤、クリス機嫌悪そうだったし・・・)

 

そんな中客を煽ったり歌わせたり、日本語のMCを披露したりとロブが場を盛り上げ、上手く繋げようと頑張っていました。

 

 最後までステージに残り、ハイタッチなどをしていたのもロブ。

 

クリスはヘヴィーメタルがなんたらかんたら!

的なことを言ってすぐにはけてしまいました。

 

(他の二人に限ってはサーッと気が付いたらいなくなってました・・・笑)

 

歌声やステージングは勿論ですが、
ロブのそんな姿に僕はとても好感を持ちました。

 

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ロブとクリス

 

クリスインペリテリの光速速弾き!!

 

光速伝説は実在したっ・・・!

 

クリスと言えば豪快なオルタネイトピッキングによるギターソロですが、オリジナル音源と何ら遜色なく、速いけれど1音1音綺麗に弾き倒していました。

 

ヘヴィーなリフもタイトに刻みとても心地よい

 

また、クリスの弾く「Crazy train」が聞けたのも大興奮でした!

 

クリスがMCで世界中の人々が知っている曲をやる(?)的なことを言っていましたが、確かにメタラーなら誰しも知っている曲と言っても過言ではないでしょう。

 

(J-POPで言う「世界に一つだけの花」みたいなもんです!!笑)

 

その証拠にお客さんも大合唱でした。

 

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床屋の店長みたいなシャツです

 

グラハムボネット御大降臨!!

 

アルカトラスで来日しており、ゲスト出演するのではないかと噂が立っていましたが、

まさか本当に実現するとは・・・しかも4曲

 

登場した瞬間、観客大盛り上がり

 

(隣の方にいたおばさんは余程思い入れがあるのか、泣いて感動していました。)

 

特に「Stand in line」が聞けたのは最高でした。

 

(欲を言えば僕の大好きなANTI SOCIAL DISEASEも聞きたかった!涙)

 

それにしてもグラハムじいちゃん元気すぎ!(笑)

71歳にも関わらず声もステージングも衰え知らず

客をバンバン煽ります

 

インペリテリとライヴで共演するのは30年ぶりということで、世界中のファンも羨む内容だったのではないでしょうか。

 

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元気じいちゃん大暴れ

 

ラストは再びロブ登場からの「 Symptom of the Universe

 

ブラックサバス良カバーで僕はとても好きです。

 (それにしてもカバーが多いです笑)

 

皆、消化不良だったのかメンバーがはけて、スタッフさんが片づけを始めてもアンコールの手拍子が止まりません。

(RAT RACEとかオペラ座の怪人とかやると思ってたしなぁ・・・笑)

 

機材トラブル等もあり、時間が押していたせいか、結局メンバーはステージには戻ってきませんでしたが、総じて楽しめたライブではありました。

 

公演時間約1時間半。

ギターも速ければライブ終了も早い光速のインペリテリでした!!

 

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仲良しなインペリテリ

 

おまけ

 

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豊洲ららぽーとで昼食

 

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 感想 ~ゴジラファンによるゴジラファンのためのゴジラ映画~

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

 

仕事終わりにレイトショーで観てきました!

 

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それは異様な程に美しく恐ろしく愛とこだわりが詰まった、ゴジラファンによるゴジラファンのためのゴジラ映画」でした。

 

そんな「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の魅力を、主に怪獣たちにフォーカスをあて、ご紹介したいと思います!

※結末などは言及しておりませんが、ネタバレがあります。

 

(深いテーマとか真面目な考察を読みたい方は、別の記事やブログを推奨します!笑)

 

 

今作のゴジラハリウッド版第2作目となっています。

前作を見ていなくても普通に楽しめますが、見ていないと意味のわからないシーンもあるのでご注意を。

(1998年のGODZILLA黒歴史はカウントしていません・・・笑)

 

今作の目玉はやはりゴジラの他にキングギドラモスララドンが登場することです!

 

「とか言ってどうせちょっとしか出てこないんじゃいの?」と思った方・・・

 

安心してください!出し惜しみ一切なしでバンバン出てきます!(笑)

 

ゴジラ

 

ゴジラゴジラゴジラがやって来た!

 

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日本でゴジラと言えば大ヒットしたシン・ゴジラ

登場するゴジラは気味の悪い極悪なビジュアルでした。(もはや使徒・・・笑)

 

しかしこのハリウッド版では道家のような堂々たるがっしりとした体系で、強面ですが、よく見ると人間味のある顔をしています。

歴代ゴジラの中で一番腕っぷしが強そうです。

 

まずはギドラとのガチンコ肉弾戦が大迫力で素晴らしかった!

ゴジラファンの夢を叶えたような下アングルから見るぶつかり合いも新鮮でした。

ゴジラオタクである監督の頭の中を、莫大な予算を使って再現したらああなったのでしょう笑(推定200億)

 

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今作では永遠の主敵、キングギドラ頂上決戦を繰り広げることになるのですが、ギドラの終末感がヤバすぎて、思わずゴジラを応援してしまいました。
(それだけギドラの見た目、演出が素晴らしかった証拠でもあります)

 

また登場シーンもいちいちかっこ良いのです。

人間たちがピンチになったここぞというときにドカーン!と現れ、ギラついた目で一睨み。こんな男になりたい!!(笑)

 

こうして活字にすると「人類の味方」的な側面を強く感じるかもしれませんが、決して人間との距離近いわけではありません

 

人類の増加、環境破壊、戦争・・・

崩れかけた自然のバランスを修正するとしての役割。

目的の為なら人類を巻き込んでしまう。

そんな脅威も描かれております。

 

怪獣たちの「真の王」として君臨するゴジラに鳥肌立ちっぱなしでした!!

 

次作にキングコングとの共演が予定されているらしいのですが、コングに勝ち目があるのか・・・

 

キングギドラ

 

圧倒的な絶望。

 

ラスボス感が半端ないんです。本当に。

 

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登場シーンから戦闘シーンまで全てが芸術的に作りこまれており、どこをどう切り取ってもまるで宗教画のような終末観に満ちています。

 

南極の登場シーンからし極悪かつ神々しく異様な映像美を生み出しています。

 

観賞後、帰り道にふと街の空を見上げ、「ギドラあのビルよりでかいんだもんなー・・・恐っ!!」と、そんなことすら真面目に想像してしまうくらい強烈なインパクでした(笑)

 

特に印象深かったシーンが、火山を陣取るギドラに十字架が写りこむシーンです。

 

混沌の空稲妻が走り絶望に包まれる哀れな人間たち。

この場面はまさに今作のギドラを象徴している画でした。

 

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ところでギドラってよく見ると、三頭それぞれ独立した意思を持っているんですよね。

だから隣の奴をつついたりとか、たまに可愛いしぐさも見せてくれます(笑)

 

こんなに完成度の高い怪獣を2作目で出して次回大丈夫か!?

と思いましたが、スペースゴジラとかビオランテとかデストロイヤーとか、まだまだハリウッド化してほしい怪獣たちが控えていました(笑)

 

モスラ

 

いつの時代も僕たちの味方モスラ

 

今回の決戦ではゴジラを支えるだけではなく、ラドン一騎打ちをしたり奇跡の粉を降らせたりと活躍してくれます。

 

今作も定番の幼虫から登場するのですが、

成虫になったモスラさん、登場シーン光すぎ・・・・!!(笑)

 

基本的には人類の味方モスラですがただ温厚というわけではなく、敵とみなしたものに対しては命を懸けて果敢に立ち向かいます

 

特に印象に残ったシーンは、最終決戦でのゴジラと共にギドラに挑むシーンです。

 

押され気味のゴジラを助けに、駆け付けるモスラ

そんなモスラゴジラツーショットが最高でした。

 

ゴジラモスラの間には愛とも友情とも少し違う、何世代にも渡り築いてきた異種間の深い絆。そんな関係性を感じました。

 

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ラドン

 

「世のサラリーマンよ、これが怪獣界の媚売りバードだ!!」

 

今までこんな狡猾な怪獣がいたでしょうか(笑)

 

ネットでは、なんたらクソバードとか呼ばれていましたが・・・

 

ここでそのクズっぷりをご紹介したいところですが、

割愛させていただきます笑

是非劇場でご確認下さい!笑

 

しかしある意味今作で唯一笑いを提供してくれたのもラドンかも・・・

 

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(色々言われてるけどさ、生きるって大変だよなラドン

  

過去シリーズへのリスペクト

 

今作は過去作へのリスペクトがたくさん詰まっています。

 

・ギドラが「モンスター0」という名で呼ばれている。

ゴジラvsキングギドラを彷彿とさせるシーンがある。

ゴジラ対ヘドラのような環境問題を取り扱っている。

初代「ゴジラのように最終兵器の存在芹沢博士が重要な役目を果たしている。

 

などなど。

 

長年ゴジラを追いかけてきたファンにとっては、思わずニヤッとしてしまうオマージュがたくさんあるのです!

 

また今作を語る上で外せないのが音楽

ファンにはおなじみのテーマが絶妙なタイミングで流れます!

ハリウッドらしい大胆なアレンジもかっこよかったです。

 

上記のような理由から今作は過去作品の要素を集め、集合体として昇華させた作品でもあると思います。

 

まとめ

日本が生み出した、海外でも通用する怪獣たちの素晴らしいキャラクター。

今作ではそんな怪獣たちを特撮オタク監督ハリウッド風に調理をし、スクリーンを所狭しと暴れまわる「神々」の姿が大迫力で展開されます。

 

結論・・・人間ドラマなんてどうでもいい!!(汗)

 

おまけ

 

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哀れな人間