もしも映画の世界に行けたなら・・・パロディネタてんこ盛り映画、シュワちゃんの「ラストアクションヒーロー」
小学生ぶりくらいにシュワちゃんの「ラストアクションヒーロー」を観賞。
何となくぼんやりとした記憶はあるのだけれど、細部は完全に忘れてました。
映画の世界に入って憧れのヒーローと悪を倒すという、映画ファンなら一度は体験してみたいストーリー。
自分ならどの映画の世界に行きたいかな~と考える・・・
スターウォーズ旧三部作の世界に行って、ハンソロとミレニアムファルコンで冒険してみたいかなと思う。
T800にも守られたい気がするけど、T1000が怖すぎるな・・・
なのでホグワーツでの学校生活がいいかな・・・(笑)
話が逸れてしいました汗
今作はパロディネタが随所に盛り込まれて、そういう意味でも映画ファンは楽しめると思います。
・ターミネーター役がスタローンになっている
・アマデウスでモーツァルトを死に追いやったサリエリがネタにされる
・T1000の格好をしたロバートパトリックと一瞬すれ違う。
・試写会でヴァンダム登場
・主人公の少年がETのように自転車で浮き上がる
等々、目を凝らすと色々な発見があります。
ストーリー自体はいつものシュワちゃんといった感じです(笑)
前半は一本調子で特に捻りはありませんが、 後半は逆に現実世界にきてしまった架空のシュワちゃんが、自分の作られた存在にショックを受けたり、現実世界の己の無力さに戸惑ったり、現実のシュワちゃんと鉢合わせをしたりと、見どころは結構あります。
ただ、あくまでもアクションコメディなので悲壮感は程々に抑えられています。
むしろ、案外すぐ吹っ切れます(笑)
(とういか、現実世界にきてからも常人とは思えないことを平気でやってみせます)
また今作は劇中歌が豪華でACDC、メガデス、アンスラックス、エアロスミス、デフレパード等が参加しています。
公開時は93年なのでまだギリ、ヘヴィメタルや古き良きロックバンドに活気があった時代だったのでしょうか。
90年代はニルヴァーナやマンソンが登場し、ヘヴィメタルは暗黒期に突入してしまうので、やはり全盛期は80年代だとは思いますが・・・
というわけで、傑作とは言えませんが頭空っぽにして楽しめる作品でした!